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スーパーラヴァースな頃

4/9/2017

 
若い頃FURUITSという雑誌がバイブルで、原宿の道端に座るロリータやデコラ、サイバー、古着な子たちに憧れた。インターネットを知らない時代、その服はどこで手に入るのか、本当にこの街は存在してるのか、情報に保守的な田舎の家で育った私にとって雑誌の中のことはある意味ファンタジーであった。その中フェトウスというサイバーブランドの通販を取り寄せて、お年玉でその範囲で買えるカットソーとかを買ったな〜という、甘酸っぱい思い出がある。。。。。

ユースカルチャーを扱うブランド、多いなあ〜と思っているんだけど、あまり好きではないと思ってるんだけど、ふと今の東京の若い子がしてるサイバーなファッションを見た瞬間胸熱になる。
人は若い頃得れなかったものを求め続ける、とか中学生時代の自分を許すためにがんばり続けるとか聞くんですけれども、自分のユースの時代に背を向けてきたものとして、自分とユースカルチャーのつながりにもう少し思いをめぐらせてみたいと思いました。
大人だから、成長したからこそ求める、ユースカルチャー。ってあるなあ〜と。
大人になってから感動するものや映画、音楽は数多くあるけれど、若い頃に熱狂したヒリヒリ感を越える感情とは別物で、タイムカプセルのように一旦埋めたら追加できないものなんだと思う。

April 04th, 2017

4/4/2017

 
ゾゾタウンとか日本のECサイトとこっちのサイトを見比べて、目を見張るほどに体の意識について違いを見つけることができる。
最近はずっとヨーロッパの服に慣れているからこそ久しぶりに自分のふるさとに帰って、ちょっと仰天した。
ヨーロッパ特にフランスはバロックの時代があって、装飾に対するキャパシティが広い。日本は着物という同じ形の中で表面の布地にこだわってきたけど、その片鱗はありありと日本の現在の服の中に見てとれる。いわゆるシャツ、いわゆるワンピース、いわゆるスカート、カテゴライズの枠組みがはっきりしていて、変形の仕方が硬い。フォルムのドラマチックがもたらす恩恵に、あまり執着心がない。関心がないというより、体のカーブをいかに魅力的に見せようとするという感覚が存在してなかったからなぁ。それよりも、色の変化や刺繍とかに愛着が湧くのだと思う。
日本でよくある、バレル(樽w)ワンピースのお決まりのフレーズは ”すとんとしたシルエットで腰回りのシルエットをカバー”で、確かに痩せては見えるんだけど、そういうシルエットの見えないワンピースの多いこと。ヨーロッパだと少しぽっちゃりしてても、どうやって体のカーブを魅力的に見せるかって言う方向に行くと思うんだけどな。
実は私は昔からワンピースが好きじゃなくて、ワンピースというだけで女の子らしいとかデザインが過ぎたり、ふわっとしてたり、逆にボディコンシャスだったり、シックすぎたり、カジュアルすぎたり、とにかく似合うものがなかった。数年前プラダのワンピースを古着屋で見つけて以来、ワンピースの可能性は広がったっけれど、それまでは縁遠いアイテムナンバーワンだったな。ってわけで、生まれて30年、服づくりを始めて10年たった今自分に似合うワンピースができたので、同じようなしっくりきてない人たちに着てもらえたら嬉しいと思っている。

    misa 

    Women's wear designer

            

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